新ホテル「ノボテル奈良」の全貌
観光客と地元の交流を目指す新しいホテル
古都・奈良が観光客で賑わう中、9月4日に新しく開業した「ノボテル奈良」。
このホテルは、インバウンドの旅行者をターゲットにしつつも、地元住民の利用を意識した設計が魅力的です。
「宿泊客と地域の人々との交流の場としてソーシャルハブになることを願っています」との思いが込められています。
まさに地域とともに発展していくホテルの姿を垣間見ることができます。
奈良を感じるデザインと最新設備
ホテル内には264室の客室があり、各フロアには奈良の文化や自然をモチーフにしたデザインが取り入れられています。
特に注目すべきは、全客室に設置された「スマートミラー」。
これにより、お部屋の中で簡単にレイトチェックアウトの依頼や館内施設の状況を確認できるのです。
最新技術を取り入れた宿泊体験は、とても便利で使い勝手が良いと感じました。
地元グルメを堪能できるレストラン
1階にあるレストラン「トラットリア・ポンテ奈良」では、奈良県の地元食材をふんだんに使用したビュッフェ形式の食事を楽しむことができます。
大和牛や大和野菜を使った料理は、訪れた皆さんを驚かせるでしょう。
特に、清酒と柿の葉パウダーを使ったティラミスは絶品で、奈良の味を存分に楽しめます。
こんな美味しい料理が頻繁に味わえるなんて、地元の人にも嬉しい限りです。
大自然を満喫できるロケーション
さらに、このホテルは桜の名所「佐保川」の近くに建っており、桜シーズンには8階のルーフトップテラスから絶景を堪能できます。
もともとは宿泊者のみの利用を考えていましたが、その美しい桜を多くの人にも楽しんでもらいたいと開放を決定したそうです。
奈良の伝統行事を間近で体験できるスポットでもあり、大自然と文化の調和を体感できます。
地域とつながる「ソーシャルラウンジ」
1階に設置された「ソーシャルラウンジ」では、地域住民と宿泊客が交流を持つ機会が設けられています。
このラウンジは、ただの休憩所ではなく、奈良の文化を感じながら会話が生まれるステージとなるでしょう。
広報担当者の言葉を借りれば、「奈良って良いところだと感じてもらえたら」との願いが込められています。
ぜひ、訪問した際には、地元の人々との素敵な出会いを楽しんでみてください。