恩返しのためのボランティア活動
先日、石川県輪島市の「白米千枚田」で行われたボランティア活動に感動しました！能登半島地震の被災時に、この美しい棚田で孤立した若者たちが、恩返しの気持ちを込めて再訪しました。
友人たちと一緒に棚田の修復活動を行い、地域の方々との絆を深めるこの活動は、本当に心を温かくさせるものでした。
地震と共に過ごした奇跡の時間
昨年の大みそか、8人で金沢市へ旅行し、ちょうど地震の30分前に「白米千枚田」に到着したというこのエピソードには驚かされます。
地震により、約80人の観光客が孤立した中、地元の方の助けを借りながら、困難な状況を共に乗り越えたことが、今の活動に繋がっているのですね。
この奇跡的な体験が、彼らの心に「恩返し」の種をまいたのだと思うと、胸が熱くなります。
仲間との買い出しと炊き出し
地震発生直後、地元の方はプロパンガスや釜を持ち込み、駐車場で炊き出しを行ったとのこと。
彼らも、美味しいご飯を作る手伝いをしたり、湧き水を汲みに行ったりと、仲間との助け合いの精神が息づいています。
そんな中、サザエを集める楽しさもあったようで、震災の中の小さな喜びを感じたことでしょう。
みんなが力を合わせる姿には、心から共感してしまいました。
地元の方々との一体感
ボランティア活動中、愛米千枚田愛耕会が主催する修復作業に参加する若者たちの姿を見ていると、その笑顔がたまりません！白尾さんご夫妻が温かく迎えてくださり、参加者たちは「復活しろー！」と叫びながら、あぜを修復しました。
「思った以上に重労働だったけれど、みんなで力を合わせて良かった」と、彼らが感じた充実感は、きっと一生の宝物になるでしょう。
再生の力を信じて
白米千枚田の修復は、国の災害復旧事業の一環ですが、愛耕会はボランティアやオーナーとの関わりを大切にしています。
真紀子さんの「様々な方々が修復に携わることで、愛着を持つ人が増えれば、より良い形になる」という言葉からは、地域の再生への強い想いを感じます。
参加した若者たちにとっても、農業に関わる仕事を目指すきっかけとなったことが、彼らの未来にどんな影響を与えるのか、非常に楽しみです。
