社内イベントの賛否について考えてみよう
社内イベント、賛成派と反対派の実態
最近、セルバが実施した調査によると、社内イベントに対する賛否が大きく分かれています。
驚くべきことに、社内イベントに「賛成」と答えたのはわずか23%。
対して、半数近くの47%が「反対」と回答しています。
この結果を受けて、なぜ多くの人が社内イベントに否定的なのか、少し考えてみる価値がありますね。
どうも、イベントが日常の業務から脱却したいという気持ちと、プライベートな空間を尊重したいという思いの対立があるようです。
実施状況は?社内イベントの頻度と内容
調査によると、90%の企業が何らかの社内イベントを実施しているとのこと。
でも、肝心なのはその内容。
なんと、57%が「数カ月に1回」の頻度でイベントを行っているとのことです。
飲み会やランチ会といった比較的気軽に参加できるイベントは高い参加意欲を得ている一方、社員旅行や運動会といった、ある種ハードルの高いイベントには皆さん慎重です。
長時間拘束されるイベントは特に敬遠される傾向があるのです。
やっぱり、プライベートの時間を大切にしたいというのが本音でしょうか。
社内イベントに求める魅力とは
では、社内イベントに期待することは何でしょうか?調査結果から見えてきたのは、「自由な雰囲気」「会社の全額負担」「リラックスできる内容」という声です。
これを読んでいるあなたも、仕事の後にストレスを発散したい気持ちは共感できるのでは?それならば、無理なく楽しめるイベントが理想です。
社内でのつながりが強くなることは大切ですが、ストレスがたまるよりも、和気あいあいとした場でリラックスできる方が喜ばしいですよね。
参加意欲の高いイベントは?
また、参加意欲が高いイベントについてもお知らせしたいと思います。
「歓送迎会」や「忘年会・新年会」など、飲食を伴うイベントは比較的参加意欲が高い結果となりました。
こうしたイベントは、仕事の合間にリフレッシュできる良い機会となっているのかもしれません。
おいしい食事とともに楽しい会話が生まれることで、チームのつながりも強化されることが期待されますね!本来の社内イベントの目的は、チームビルディングやコミュニケーションの促進ですから、こうした飲み会が好まれるのも納得です。
社内イベントの未来を考える
ここまでの調査結果を考慮すると、今後の社内イベントはもっと参加者がリラックスできる雰囲気づくりが重要になってくるでしょう。
参加者が楽しんで、少しでも仕事のストレスを忘れられるようなイベントを企画することが求められます。
そのためにも、社員の声をしっかりと聞き、参加しやすい内容を定期的に見直すことが大切だと感じます。
みんなが自由に参加できる環境こそが、良い職場活性化につながるのではないでしょうか。