訪日旅行消費、過去最高の2兆1370億円を記録
2024年の4-6月期における訪日旅行消費が、何と2兆1370億円に達したという嬉しい知らせが届きました。
この数字は、新型コロナウイルスの影響を受ける前の2019年と比べても68.6%も増加しており、四半期ベースでは過去最高ということです！これは、観光業復活の兆しといえますね。
特に、歴史的な円安が訪日客を引き寄せ、多くの人々が日本の文化や料理を楽しむ姿が見られるようになっています。
中国、アメリカ、台湾が続く国別の消費額
国別の消費額を見てみると、中国からの訪日客が4420億円を消費し、全体の約20%のシェアを占めています。
その後、アメリカが2781億円、台湾が2639億円という結果です。
また、韓国や香港からの訪問者も多く、日本の魅力がいかにグローバルに広がっているかを実感させられますね。
これだけの人々が日本の美しい景色や歴史に触れることができるのは、国際交流の醍醐味です。
人当たりの消費額が41万円を超えるフランスと英国
ところで、気になるのが1人当たりの旅行支出です。
フランスからの訪日客はなんと41万7536円、英国からは41万6647円という高額を消費しています。
この姿からは、やはりフランスや英国の旅行者が日本のこだわり抜いた料理や文化体験を求めていることが分かります。
特に、フランス人は食に関する探究心が強いと言われていますので、日本の食文化を楽しむ姿が目に浮かびますね。
費目別の特徴と国別の傾向
旅行消費額を費目別に見てみると、宿泊費は英国がトップ、一方で飲食費はイタリア、交通費はスペインが際立っています。
娯楽等サービス費にはオーストラリア、買い物代は中国が最も高いという結果になっています。
このデータからも、国籍ごとに旅行者のニーズが異なることが分かり、やはり“多様性”を感じます。
こうした多国籍な旅のスタイルが、日本の各地での受け入れを更に促進するでしょうね。
調査の裏側と観光庁の努力
このような詳細なデータは、観光庁が年に4回実施する調査によって得られています。
全国の空港や港で、訪日外国人に対して調査員が協力を求めるスタイルで行われており、サンプル数は各回で約3万3840人を目指しています。
日本の観光業を支えるために、一生懸命にデータを集める観光庁の方々の努力には、頭が下がります。
彼らの活動が、訪日客にとってより良い体験を提供する基礎になっていることを感じますね。
