兼六園が新たに発表した「水の物語」
皆さん、兼六園をご存知ですか?金沢にあるこの美しい庭園は、その歴史的背景と美しい景観で多くの人々を魅了しています。
さて、その兼六園観光協会が最近、特別なガイドツアー「水の物語」をスタートしました!このツアーは、水をテーマにしたもので、先人たちの知恵や技術を感じられます。
とってもワクワクしますよね!
先人の技術を学ぶ旅
このツアーでは、まず園内の水の流れをたどり、自然の力を使った噴水や、古くから続く石製の水道管について学びます。
参加したお客様は、噴水前で高低差と水圧を利用して動力なしでも水が噴き上がる仕組みを知り、大興奮!自分たちの目の前で水が舞う姿に、まるで子供のように笑顔があふれました。
SDGsの視点を取り入れたツアー
このツアーは、温暖化や自然環境問題が叫ばれる現代にぴったりな内容です。
SDGs(持続可能な開発目標)を意識し、循環型の取り組みも紹介されています。
例えば、雪づりに使ったわら縄を細かく刻んで堆肥として再利用するというアイデア。
無駄をなくし、自然と共生する知恵を感じながら、参加者たちも環境保護の大切さを学び取ることができました。
園内の美しさと伝統を満喫
このツアーでは、「水の物語」の他にも、植物が地域に与える影響を考える「緑」や、庭師たちの伝統技術に焦点を当てた「伝統の技」など、様々なテーマ別のツアーが用意されています。
どのツアーも、心に残る体験を提供し、自然の美しさと人々の努力をしっかりと伝えてくれます。
これまで以上に、兼六園の魅力を再発見できるチャンスです。
未来に向けたビジョン
兼六園観光協会は、今後インバウンド、つまり海外からの観光客にもこの魅力を届けていくことを考えています。
代表の岡田事務局長は、「ただの名所解説では足りない、もっと深い魅力を伝えたい」と言います。
このように、伝統を重んじながらも常に新しい視点を取り入れ、より多くの人に愛される場所を目指しています。
私たちもぜひ、この素晴らしい取り組みに参加してみたいですね。