都内からの修学旅行生が鹿児島をめぐる！
修学旅行の新しい形を体験
近年、コロナ禍が少しずつ収束してくる中で、観光や国際交流へと向かう流れが戻りつつあります。
そんな中、鹿児島市では少し変わった修学旅行が行われました。
東京から訪れた中学生たちは、ほとんど英語のみのガイドを受けるという新しいスタイルの旅行に挑戦します。
「ハローーー！」という元気な挨拶が、鹿児島の街に響き渡る様子は、なんとも微笑ましいものです。
生徒たちのエネルギーが伝わってきて、こちらまでワクワクしてきますね。
この旅行は特に、将来英語を使う仕事を希望する生徒たちにとって、非常に貴重な経験です。
英語で歴史を学ぶ楽しさ
今回の修学旅行には、中学3年生215人のうち、約40人が選抜されました。
彼らは鹿児島の歴史を英語で学ぶコースに参加し、地域の文化に触れながら、実践的な英語力を磨いています。
「通訳者になりたい」と真剣な眼差しで語る生徒もおり、将来に向けた明確なビジョンを持っていることが伺えます。
このような機会を通じて、生徒たちはただの観光ではなく、現地の歴史や文化を深く理解することができるのです。
彼らがザビエル教会や照国神社、公園を巡りながら英語でその歴史を学ぶ様子は、まさに生きた英語教育そのものです。
仲間との絆を深める貴重な経験
また、旅行のもう一つの大きな目的は、仲間との絆を深めることです。
「留学生と仲良くなって、英語で話せる力をつけたい」という生徒の声からも、その思いがうかがえます。
英語を学ぶことは、単に言語のスキルを磨くことだけでなく、異文化理解や人間関係を築くための大切な手段でもあります。
彼らが一緒に旅行する中で、お互いに助け合い、高め合う姿は、本当に心温まるものです。
友達と共に学び、成長する姿は、どんな教室での経験よりも貴重なものとして心に残るでしょう。
新たな修学旅行がもたらす未来への可能性
このような新しい形の修学旅行がもたらす可能性は計り知れません。
将来的には、もっと多くの生徒が英語を通じて世界とつながり、自らの選択肢を広げていくことでしょう。
大学進学や就職の際に役立つ英語力は、彼らの未来を大きく拓く助けとなるはずです。
単なる観光を超え、自らの成長につなげることができる修学旅行。
場合によっては一生の宝物になるかもしれないこの経験を、これからも多くの学生が享受できることを心から願っています。
