散歩中の愛犬を守るために知っておくべきこと
公園で元気に走り回るラブラドール犬、そんな光景はとても癒やされるものですよね!でも、散歩の際には注意が必要です。
特にレジャーシーズンになると、多くの人や犬が外出するため、危険な虫たちに遭遇する可能性が高まります。
子犬と一緒に楽しく散歩するためには、これらの虫についてしっかりと把握することが大切です。
一年中注意が必要な「マダニ」と対策
まず最初にご紹介するのが、マダニです。
この小さな虫はなんと、大きさが約3mmもあります。
驚くべきことに、マダニはさまざまな病原体を媒介しており、犬が吸血されることでバベシア症やライム病、さらには重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などに感染する危険性があります。
特にSFTSは、犬から人へ感染することもあり、注意が必要です。
驚くべきことに、マダニは公園や河川敷の草むら、さらには街路樹の下など、私たちの身近な場所に潜んでいます。
彼らは動物の体温や振動を感じ取り、しっかりと寄ってくるのです。
それでは、どのように対策を講じるべきなのでしょうか!一番の防止策は、動物病院で処方してもらえる予防薬を定期的に使用することです。
他にも、散歩が終わったらコームで愛犬の被毛をとかしてマダニを落とす、露出の少ない服装を心がけるなど、様々な対策を併用しましょう。
湿気を好む「ムカデ」の危険性
次にご紹介する虫はムカデです。
サイズも大きく、80~150mm程度のものが多いんですよ。
ムカデは自分を守るために毒ヅメで相手をかむことがあり、犬が気付かずに踏んでしまったり、顔を近づけた際にかまれてしまったりすることもあります。
かまれると痛みが生じ、かまれた部分が赤く腫れることが多いので注意が必要です。
ムカデは湿気の多い暗く狭いところを好むため、植木鉢や石、落ち葉の下などに生息しています。
散歩中には、愛犬がそういった場所に顔を入れないようしっかりと見守ってあげてください。
愛犬の安全のためには、私たちの小さな注意が必要です!
その他の危険な虫たちにも注意を!
犬を飼うことは、愛犬との楽しい時間を提供してくれる素晴らしい経験ですが、それだけではなく、しっかりした知識も必要です。
アブやブヨなど、皮膚をかむ虫たちにも注意が必要です。
これらの虫も散歩中には登場し、愛犬にとっては大きなリスクとなります。
これら情報を知ることで、愛犬を守るための対策を講じることができます。
そして何より、愛犬との散歩が楽しく健康的な時間となることでしょう!今後も、愛犬との生活をより豊かにするために、これらの知識を活かしていきましょう。